研究員新規募集

1.カウンセリング・オフィス東京について

【オフィス設置目的】
・カウンセリング・オフィス東京は、学術団体日本ブリーフセラピー協会の社会貢献・実践・研究活動を目的とした機関である。
・カウンセリング・オフィス東京には、代表、室長、室長補佐、スーパーヴァイザー、研究員を置き、相談業務を行うとともに、プロフェッショナルなセラピストを育成する。

【場所】
・Zoomを使用したオンライン開催

【体制】
スーパーヴァイザー
・若島孔文(東北大学大学院教授) オフィス代表
・戸田さやか(株式会社ファミワン) 室長
・浜野翼(市川児童相談所) 室長補佐
・佐藤克彦(三楽病院精神神経科科長)
・森川友晴(チェリッシュグロウ株式会社)
・小林智(新潟青陵大学准教授)

2.研究員制度について

【定例会開催日時】
・原則として月1回、年間12回。第2日曜日を基本とするが、変更になる場合もある。
予定…4月9日、5月14日、6月11日、7月9日、8月6日(※第1週)、9月10日、
10月8日、11月12日、12月10日、1月14日、2月11日、3月10日
・開催時間は11時15分~17時。ケースの状況等により変更となる場合がある。
・3月は定例会とは別に年度末試験を行う。日程は後日決定する。

【研究員】
・資格要件:
① ブリーフセラピスト資格取得者。
② プログラム1~3の全てを修了し、所属支部長がブリーフセラピストと同等の知識やスキルを有すると推薦した者。
③ 毎月開催される定例会に基本的に参加できる者。年4回以上欠席した場合、修了証は発行されない。また、次年度は参加できない場合がある。
④ 学術会議や「International Journal of Brief Therapy and Family Science」で研究成果を発表できる者。
⑤ 倫理規定を厳守し、誓約書に署名した者。
⑥ 原則として、上記①②のいずれかにあたり、尚且つ③④⑤を満たし、承認された者。

【トレーニング】
・オンラインで行う。
・チーム制:
① 研究員には、担当スーパーヴァイザーを固定する。
② スーパーヴァイザーは研究員3~4名を担当し、年間を通し指導する。
③ ケースをスーパーヴァイザーとともにチームとして担当する。
④ 研究員はスーパーヴァイザーの判断のもと、メインセラピスト、サブセラピスト、チームとしてケースに関わる。
・スーパーヴァイザーの役割:
① スーパーヴァイザーは、担当ケースの改善と担当研究員の指導に尽力する。
② 担当ケース以外の時間は、各チームが自由にトレーニングを行う。
③ 担当ケースがない定例会ではチームの研究員に課題を提示する。
・研究員の役割:
① 研究員は、他の担当者のケースやスーパーヴァイズの様子を観察することができる。
② 他の担当者のケースやスーパーヴァイズの様子を観察する場合、ケース担当チームへの質問などは、ケース終了後にすることができる。
③ 研究員はセラピストとして相談に対応するとともに、新たなモデルとプログラムの開発を目指す。
・代表・相談室長・室長補佐の役割:
① 代表は日本ブリーフセラピー協会の理事会と連携をし、相談室運営に必要な調整を常時行う。
② 相談室長・室長補佐は会計、相談受付や機材設置など、相談室の運営を行う。
③ 代表・相談室長・室長補佐はスーパーヴァイザー、研究員などの必要性に応じ、サポートする。
・年度末試験:
① 年度末に、各チームがトレーニングの成果を競い合うためロールプレイを行う。
② ロールプレイはスーパーヴァイザーが企画/運営する。

3.応募方法

・次の内容をメールにて事務局(inss.nfbtlive@gmail.com)までお送りください。
①氏名(フリガナ)
②住所
③電話番号
④メールアドレス
⑤資格
⑥所属支部
⑦勤務先
⑧志望動機・研究員として学びたいことを具体的に(1500字程度・ワードで作成しメールに添付のこと)
⑨所属支部長の推薦状(研究員資格要件②に該当する場合、この要件を満たすとわかる内容のもの。所定の書式に従う)
・募集期間:2023年2月12日(日)~2023年3月18日(土)
書類による審査を行い、合否をご連絡いたします。
・募集人数:若干名
・研修費:85,000円/年
前後期分割納入も可能です。分割納入を希望する場合は事務局にご相談ください。
・テキスト
「家族療法プロフェッショナル・セミナー」若島 孔文 (著) 金子書房
「解決の物語から学ぶブリーフセラピーのエッセンス─―ケース・フォーミュレーションとしての物語」狐塚 貴博 (編集), 若島 孔文 (編集) 遠見書房
「短期療法実戦のためのヒント47──心理療法のプラグマティズム」若島 孔文(著) 遠見書房